FURTHER通信 Vol.58

みなさま、いつもお世話になっております。FURTHER代表佐野隆弥です。お客様方には、日頃より弊社をご愛顧いただきまして、誠にありがとうございます。

今月の「気になる」

いつからか始まった、今月の〇〇シリーズ。先月は、「気になるな〜」でしたが、今月も、個人的に「気になるな〜」と思ったことを綴っております。

このコーナーは、個人的な視点・主観で面白いな〜すごいな〜気になるわ〜等と心をくすぐられた出来事や、個人的に感じた物事を紹介するコーナーです。すごく主観的ですが、私自身のことを少しでも、今ご縁ある方々に伝えることができれば幸いです。

国語が得意だと人に優しくできる!?

こんな記事を見かけました。「国語が得意だと人に優しくできる」意外な理由国語の勉強をしたら、他人に優しくなれる?

(なるほど、語彙力があると、自分の感情や思いを適切な言葉で伝えることができるから、そうでない人と比べて優しい人に見えるのだろうか。)

なーんて推測が頭をよぎったのですが、記事を読み進めていくことにしました。

内容は要約すると、こんな感じです。

「人の解釈は人それぞれ。さまざまな解釈が出来る人は【国語力】があり、人に優しいのである。」

ということであった。うーん。なるほど。

そういえば国語という授業では、「解釈」を鍛えるために、相手の立場・文化を理解し、相手の心情を想像することが求められていましたよね。

ここで、一曲。最近サザンばかり聴いてる。サザンは国宝。異論はアガらないかと。

国語の授業を思い出してみる。

うちの長男は国語が嫌いらしい。漢字のテストとか、暗記系は得意とするらしいのだが、文章から理解することがなんとも苦手というのです。困りました。

僕も結構色々と親父の小言を言ってしまうタチなので、読書しろとは言わないから漫画でも読んで、文章とストーリーを文字ベース養う練習をしてほしいと、こっそり漫画を買ってあげたのですが、読んでいる気配も無し。そんなことが若干気掛かりだった最中のこの記事でしたので、他人事とは思えず。

記事を読ん思ったのですが、「国語という科目は様々な解釈の選択の幅を広げるための勉強である。」と分かりました。なるほどなぁ。と

我が家の息子たちも、物事の解釈を否定的に捉えるのではなく、自分の成長に繋げることができるような人間に育っていただきたいと思ったのであります。

ここで一曲。栞のテーマ。このメロディー、昭和生まれで震えない人は居ないのでは。毎回泣いてしまいます。

ハヤトチリだった自分。

息子のことを心配する前に、実は自分も国語はあまり得意では無いと思います。読書も大人になってから始めたくらいなので、あまり人のことは言えない人間です。そして、この記事を読んだ時に、ふと思い返しました。

(よく、俺は相手の言っていることを早合点して、すれ違ってばかり居て、それが原因でよく喧嘩したっけ。)

わかったつもりで居る、わかっていない人間ほど厄介なものはありません。言い返せば、大人のつもりで居る、大人になれていない人。と、でもいいましょうか。

まさに昔の自分もそのタイプだったなと。世間とのズレを、何とかどーにかこーにか補って来れたのは、陰ながら支えてくれていた他人様が居たからであって、自分の力はなかった、という衝撃の事実に気付いた時のことを思い出しました。それはもう衝撃でしたよ。うわーーーまじかー嘘でしょ。みたいな。牙をいつも磨いてたけど、そもそも牙が生えている人間なんて周りにいなかったみたいな。

そればっかりはもう他人ではどうにもできないんですよね。自分で気がつくしかないのです。やはりコミュニケーションの根幹を担っている日本語って、大事ですね。ナーンてことを思ったのであります。駄文失礼しました。

ここで一曲。自分の少ない十八番。

 

今月のおすすめ

定期的に不定期でやっているこちらの企画「今月の〇〇」最近出会った、おすすめをご紹介します。今回はラジカセ。

昔懐かしの中古ラジカセ。

僕ら世代はラジカセといえば、カセットテープとCDが聴けて、もちろんラジオも聞ける奴。それが全部スピーカーもオールインワンになっているラジカセが、いわゆるラジカセかと思うのですが、いかがでしょうか。こんな感じのやつです。

持ち家になると、庭仕事も増えまして、その際に外でも土の上でも気兼ねなく持ち運びができるラジカセを探していまして。そして、ついに先日ラジカセくんと巡り会いました。こうして数十年ぶりのラジカセライフが始まったのですが、ラジカセライフが想像以上に快適かつ面白いので、今月はラジカセを取り上げます。

中古で1650円(税込)になります。

その金額の安さもおすすめポイント。僕はいく場所行く場所のハードオフで探していたのですが、ラッキーなことに3店舗目くらいで見つけました。富士店にて。この子です。

訳あり品(ジャンク品)のため、ノークレームノーリターン必須なのですが、店舗で視聴試運転を続けること20台目くらいで出会いました。ディスプレイこそ少し難ありですが、カセット、CD、ラジオ全て聴けます。しかも、小さいので机の上に置けるので、机でちょとした作業している時とか、ラジオをつけることができるので、ふとした瞬間にその場所の空気が変わると言いましょうか。とにかく日常の手が届くところにすぐにラジカセライフ、なかなか面白いですよ。

ジャンク品が狙い目。

数を打てば、絶対に運命の個体に巡り逢えます。僕は先にもお伝えしたように、20台目くらいでこの子に巡り会いました。大きさとか、持ちやすさとかも大切。このくらいの金額だったら壊れしまっても諦めがつきますし、何と言っても少しくらい雑に扱ってもへっちゃら。それでいて、割と音もいいし(チープな音がまた良かったりする。)とにかく、ラジカセ。おすすめですよ。ぜひ。

ここで一曲。野坂昭如さんでマリリンモンローノーリターン。インパクト大。

ついでにもう一曲。この曲でノックアウトされまして、野坂昭如のファンと成りました。ピアノ・ギターの後にドラム・ベースが入ってくる瞬間、毎回ゾクゾクします。

 

次回のFURTHER通信もお楽しみに。最後までご拝読いただきまして、ありがとうございました。

FURTHER 代表:佐野隆弥