FURTHER通信 Vol.60

みなさま、いつもお世話になっております。FURTHER代表佐野隆弥です。お客様方には、日頃より弊社をご愛顧いただきまして、誠にありがとうございます。

今月の「気になる」

いつからか始まった、今月の〇〇シリーズ。先月は、「気になるな〜」でしたが、今月も、個人的に「気になるな〜」と思ったことを綴っております。

このコーナーは、個人的な視点・主観で面白いな〜すごいな〜気になるな〜等と個人的に心をくすぐられた出来事や、感じた物事を紹介するコーナーです。ものすごーく主観的ですが、私自身のことを少しでも、今ご縁ある方々に伝えることができれば幸いです。

ボンジュール富士宮

毎月20日はFURTHER通信執筆の日、と決めてからもう60回目を迎えるFURTHER通信ですが、毎月ネタに困らないように、日々起こった面白いことをメモしているものでして・・。本日20日を迎えるにあたり、メモを読み返してみると、フランスに縁があった1ヶ月だったなと思うわけです。そうです、あのおフランスでございますです。

と、ここで一曲。フランスと言ったらEdBangerRecordだよね!ってことで。若い頃むちゃくちゃハマったフランスのレーベル「Ed Banger Record」

このレーベルのコンピ「ED REC」シリーズは必聴です。(もうVol.10まで出てるのね。時の流れにびっくり。)

 

声が可愛いUffie。今のUffieちゃんが気になって、少し調べてみたところ、まだまだ現役の模様。嬉しいNews。こちらは2010年のナンバー。

 

二人のフランス人

先月は二人のフランス人に縁があった1ヶ月でした。一人目はフランス人女性のJosi。出会ったのは上野の居酒屋さん「和光」さん。一人旅の最中に一人で飲みに来たとのこと。なぜ富士宮に?と聞いてみると、1992年から毎年1年に2回(!)も来日しているとのこと。すごい。しかも毎回旅のベースキャンプ地は富士宮というのだから、すごい。富士宮市民としては、なんとも嬉しい!

話をしていくと、彼女はリフレクソロジーの先生で世界中に彼女のファンがいるらしい。各国を旅しながらお金を稼いで日本を旅する。これが彼女の楽しみなのだと。世の中にはそんな人もいるのだ、と妙にカルチャーショックだったことを思い出します。もしかしたら、すごい人だったのかも。

彼女、なんと御年80歳の高齢者。なのですが、めちゃくちゃおしゃれでして。黒いレザーのジャケットに、黒いレザーパンツ。首や指のアクセサリーはターコイズでまとめていて、それがまたおしゃれ。すごく素敵なフランス女性でした。

国に戻って、落ち着いたら手紙を送ってくれると言っていたっけ。楽しみにしていよう。

そして、二人目のフランス人はAntoine(アントン)アメリカ人によくある名前Anthony(アンソニー)のフランス語Verが俺の名前だと言っていたのが印象的だった。彼との出会いは富士宮東高校近くのバイパス沿いの路上。ヒッチハイクをしている彼を自分がピックアップした。

簡単に自己紹介を済ませ、目的地を聞くと田貫湖と言う。それなら自宅方面だし、軽くうち寄ってコーヒー飲んでく?って流れで出会って20分少々で自宅へ旅人を招く。こんな突然の流れも、彼の中での富士宮の良い思い出になってくれれば良い、と思った。

本国フランスでは、音楽ジャーナリストのフリーランスとして働く彼。音楽が好きな者同士、盛り上がるのは音楽の話。彼は細野晴臣やCity Popが好きだとっていた。かなり日本の音楽に詳しい印象だった。やはり良い作品は国境を超えて、いろんな人たちの心に生き続けることがで出来る。音楽ってすごい。

さて、ここで一曲。Anthony繋がりで、Anthony Hamiltonのナンバー。女々しい男の涙のBlues。初めてPV見たけど、泣いてるやん。だけども、いい曲です。

がんばれアントン!

自宅に招いたからには、家族を紹介するぞ、と思ってもちょうどその時は家族は不在。リビングの写真を取り出して、写真越しに家族を紹介する。彼には本国に彼女がいるらしく、この日本の旅から戻ったらプロポーズをすると言っていた。そうか、彼も結婚か〜〜なんて思うと、190センチくらいあるデカいこいつも、可愛い後輩に思えてきたのが笑えた。

旅は男の浪漫だと言っていたのが印象的だった。浪漫ね〜。分かるぜ、Friend!

ロマンと言ったらこれしかないでしょう。浪漫飛行。ド名曲。この空気感。すごい好き。DoobieのWhat a fool believesに通ずる浮遊感。数十年に一曲生まれる浮遊感。あと何があるかな〜〜。せっかくなので二曲置いておきます。

とまあ、立て続けにフランス人の人たちとご縁があったわけです。観光客の方々にとって、魅力あふれる街にしていきたいと、改めて強く思った私でありました。 また富士宮市に戻ってきてねー!

最後に、アントンの好きな細野晴臣のナンバー。ファムファタール。

フランス語ってこともこの日に知りました。日本語訳すると、「妖婦」となるわけですが、それがまるで富士山の木花咲耶姫の様だな、と互いに分かり合えたのは良い思い出。また会おう!

 

すごいぜSnoop。

みなさん、この人をご存知ですか?

そうです。HIP HOP界の重鎮中の重鎮、Snoop Dogg(スヌープドッグ)なのですが。彼のセンスにはいつも驚かされるし、わくわくするし、心踊らされるんです。今回もまた然りでして。天才的な広告手法だなと思わされたことがありました。

とここで一曲。説明不要のHIPHOPクラシック。レッドブルなんかよりも、よっぽど血がたぎります。

世界中が騙された「喫煙宣言」

SnoopDoggの影響力は計り知れない。長いことアメリカのショービジネスに置いても第一線を走り続けているSnoop。彼のXのフォロワー数は驚くなかれ、2080万人!そして、Instagramのフォロワー数は、なんと8,200万人。次元が違います。

Snoopといえば、いつも煙の中にいるほどの愛煙家で有名なのですが、、、そんな彼が、ある日突然自身のX(旧Twitter)上にてこんな宣言をしました。

投稿の内容は、

「私は家族と協議した結果、喫煙をやめることにしました。私の決断を応援してください。」

的な内容だったので、世界中は「まさかあのSNOOPが禁煙!?」と超話題に。そのくらい彼と喫煙は切っても切り離せないほどのイメージだったので、このNEWSはすぐに世界中を駆け巡りました。

しかし、その二日後です。彼はこんな投稿をします。

内容はこうです。

「煙のせいで咳も出るし、服に臭いもつく。俺は無煙に走るぜ。Solo Stoveは煙を取り除いてクレバーなんだ」

そうです。実は彼の喫煙宣言は、Solo Stove社というストーブメーカーとタッグを組んだプロモーションだったのです。これには世界中が騙されました。

「禁煙宣言」からの、Solo Stoveのステルスマーケティングへの見事な誘導を成功させたSnoop。実は僕もこのNewsをYahoo Newsで見たのですが、遠く離れた日本のYahoo Newsに掲載されるほど、今回のこのプロモーションには広告宣伝効果があったと思われます。売り上げどれだけ伸びたんでしょうね。気になります。

さすがSnoop。遊び心と人の心を掴む手法が湯水の様に湧いて出てくるのでしょうね。こう言う人が本当のクリエーターというのだなぁ。と感心してしまいました。いやーお見事、Snoop Dogg!!!!!

実はこの広告効果、富士宮市在住の38歳のおじさんにまで影響を与えておりまして、、奥様の了承を頂こうと頑張っております。いつかこのストーブで自宅で焚き火したいな〜。超いいです、Solo Stove。下が熱くならないってのも、使う場所を選ばない感じがすごくいい。超欲しいです。久しぶりの物欲発令してしまいました。お値段、約3万円也。安くはないけど、一生楽しめるんだろうな!うーーん、、欲しい!!!!

 

次回のFURTHER通信もお楽しみに。最後までご拝読いただきまして、ありがとうございました。

FURTHER 代表:佐野隆弥