FURTHER通信 Vol.44

みなさま、いつもお世話になっております。FURTHER代表佐野隆弥です。お客様方には、日頃より弊社をご愛顧いただきまして、誠にありがとうございます。

2019年1月より毎月執筆しておりますFURTHER通信を、せっかくなのでHPにアップしていくこととしました。稚拙な文章ではございますが、少しでも読んでいただけている皆様の、ちょっとした小咄のタネになる文章をインターネット上に書き残せれば、幸いと存じます。何卒よろしくお願い致します。

さて。

先日、令和史に残るであろうセンセーショナルな事件が起きました。安倍元首相暗殺事件。先月号のFURTHER通信にて、安倍元首相が国葬されるとの記事を書きましたが、やはり巷では国葬に対しての意見は賛否両論らしいですね。

こんな生地を見ました。東京新聞の記事より

「国葬うちらは求めてない!」 「選挙ギャルズ」ら約110人が東京都心でパレード

記事を要約すると、

平均年齢21歳の、政治に関心のある若者で結成された「選挙ギャルズ」が、安倍晋三元首相の国葬や改憲に反対するパレードを東京都内で行った。SNSで呼びかけに賛同した約110人が参加し、「国葬うちらは求めていない」などと訴えながら、日比谷公園から日本橋まで約2キロを行進した。

とのことなのですが。・・・ふと、この記事を見て、思うことがありました。

また、音楽の話になってしまいますが、ご理解下さい。皆さんジョン・レノンのイマジンという曲はご存知かと思います。今日ではこの曲は世界中で愛と平和を祈る代名詞のような曲になっていますが、彼は生前彼は、このイマジンという曲に対してこのように延べています。

「前作と同じメッセージを持つアルバムだが、オブラートに包んだから受け入れられたのさ。それでわかったよ。政治的なメッセージにはほんの少し砂糖をまぶしてやればいいんだ」

前作というのは、彼がBeatlesを解散後に発売した「ジョンの魂」というソロ転身後のファーストアルバムだったのですが、解散後間もないということもあり、その内容は非常に個人的な心の内側を世間に恥じらいもなく曝け出した、過激な一枚でした。

そして、この世界的名曲であるイマジンが収録されたのは二枚目のアルバム。1枚目よりもそのメッセージ性は影を潜め、サウンドの角も取れたサウンドな印象のアルバムです。今日ではロック史に燦然と輝く名盤として光り輝き続けています。

要は何がいいたいのか。と言いますと、

「本当に伝えたいことがあるのであれば、その伝え方を大衆が理解できるように伝えるべきだ。」

ということです。冒頭紹介したような「若い派手な女性」「反対運動」「デモパレード」を行い、「街中を行脚」する。

メッセージを伝えるにはちょっと、過激すぎますよ。これでは、一つのネタとして取り上げられて、本来の目的達成までには遠回りしてしまうかもしれません。

この、ジョンレノンのメッセージを伝える時に念頭に置いていた言葉「砂糖をまぶしてあげる」自分の人生の中で大切にしている言葉です。

本来の目的を達成するためには、過激すぎても伝わらない。すこし噛み砕いてオブラートに包んで伝えることが結果的に最大の成果につながるのでしょう。

なーんて事を思い出した記事でございました。皆さんはどう思われますか。

9月27日

安倍元首相の国葬は、9月27日に日本武道館にて執り行われることが、閣議決定したとのことなのですが、どうなるのでしょうね。暴動でも起きなければいいのですが・・。

なにか、心の声がザワ付く時には、まずは一度自分の個人的な感情はさておき、極めて冷静に俯瞰的にモノゴトを見極めていきたいものです、ね。

ここで一曲。武道館、ジョンレノン繋がりでThe Beatlesが武道館にて来日公演した際の動画をペタリ。ちなみに前座はドリフターズでした。ドリフの前座も気になる人ように貼っておきます。この期に及んでお笑いに徹するドリフも、最高にクールです。

The Beatles武道館公演

この期に及んで、ふざけるドリフターズ。

ドリフ、演奏がめちゃうまいんですよ。 かっこいい。かっこよさの中に、笑いの要素を取り入れている。すごーく勉強になります。先輩方の偉業に感謝。

 

今月のちゃちゃっとおつまみ紀行

定期的に不定期で、こちらの企画始めようと思います。題して、「今月のチャチャっとおつまみ紀行」


紀行とは:旅行中の出来事、行動、見聞きした事、感想などを書いたもの。旅行中の出来事、行動、見聞きした事、感想などを書いたもの。


最近出会った、簡単で楽しくて美味しいおつまみをご紹介します。今回は暑い夏にピッタリで、ズボラな人でも簡単に作れるヘルシーおつまみの代名詞。冷奴のバカウマレシピをお届け〜♪

安い、うまい、早い。

冷奴の可能性は無限です。最悪、豆腐と醤油さえあればおつまみになりますが、それでは流石に芸がないので、少し手を加えて美味しいものを作ってみましょう〜!

決め手は「天つゆと天かす」

基本的に豆腐は何でも合いますが、今回紹介するのは「夏野菜満点のたぬき豆腐」でございます。作り方はヒジョーに簡単。

1:豆腐を切ってお皿にどーん。

2:ネギ、生姜、鰹節、みょうがやきゅうりなどの夏野菜を乗せる

3:最後に天かすと天つゆをかけて終わり。(お好みでラー油 or ごま油をひとかけすると、深みが出ます。)

ね、簡単でしょ。豆腐は一人呑みの永遠の相棒なのであります。

感覚を養ってくれる「冷奴」というニクい奴

先月号のFURTHER通信では、ホットサンドの無限の可能性について言及しておりましたが、今回の素材である豆腐の可能性も無限です。(まぁ何でもそうなのかもしれませんが。)無限の可能性と言われると、料理をしない人には、すこしハードルが高いように感じてしまうかもしれませんが、いやいや、そんな事ありません。

料理が好き、もしくはうまいなぁ〜と思う人ってのは、「これとこれをミックスさせたら、きっとこういう味になるから、うまくなるっしょ!」という感覚が人よりも優れている人のことを言うのだと思います。結局料理も、ある種「感覚的」なものだと思います。その感覚を手軽に養うことが出来るのが、何を隠そう、この冷奴レシピ開発なのです。自分も今まで冷蔵庫にある食材を見渡して色々な冷奴料理を試してきました。

料理の感覚を養うことができる冷奴料理、男の料理入門に非常におすすめな食材なのであります。皆様も是非!夏野菜と冷奴の相性は抜群ですよ!

ここで一曲。ビリー・ジョエルのナンバーを。アビーロードのB面のメドレーから影響を受けていたんですね。知らなかった。うーーん、たしかにドラマチックな展開です。10代の濃い、恋。ビタースウィート。

 

今月の考えさせられる記事

こんな記事を見ました。

靴は貧しさを露呈するから… 子供たちにスニーカーを配ったら“驚きの変化”が起きた

昨今では、子供の貧富の差による問題が、社会問題になっていますが、それはアメリカでも同じようです。その一つの原因として、子どもたちが日常的に履いている靴が要因になることもあるのだとか。

・お金持ちの家庭の子 = 流行りの良い靴を買えるから、学校にも行きたい気持ちに繋がる。→学力とコミュニケーション能力の向上にもつながる

・貧乏な家庭の子 = 流行りの靴が買うことが出来ず、学校では冷やかしの対象になる→不登校から学力低下につながり悪循環が生まれる。

そんな不平等な流れを断つために、NPO団体が貧困層の子どもたちに対して、無償で流行りのスニーカをプレゼントした。という記事です。

この活動で、どれだけの子どもたちが勇気をもらったことでしょうか。きっと枕元に靴を置いて一緒に寝た子もいるでしょう。あまりの嬉しさに、なかなか箱を開けることが出来ない子もいたでしょう。考えるだけで、ワクワクが止まりません。

問題解決に対し、子どもにしか感じ得ない箇所に目を付けることで解決に向かうことが出来る素晴らしい活動例だと思いました。

社会問題には必ず背景があるものです。問題の解決方法は無数にあり、解決の糸口さえ見つけることが出来ず、棚上げされた問題が山積みな現代ですが、こういう視点や考え方を持って、大人から子どもたちへのサポートは色々とあるのだ、と考えさせられました。

様々な問題を深堀りしていいくと、自分はやはり教育に行き着くと思っています。子どもを大切に想うことが出来る地域が、その地域の未来の行き先を担っていると言っても過言ではないと思います。「子どもは地域の宝」よく聞くフレーズですが、それを本気で想い、どれだけ具現化出来るのか。我々大人の責任は重大ですよね。素晴らしい活動に、地球人の一人として、感謝します。

FURTHER 代表:佐野

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